私が幸せになれないのは
母親のせい⁉
こんにちは、
幸せなんでも開運ラボの
髙橋あやです。
今回のご相談者、
39歳、独身で
彼氏がいない歴5年半の
A子さん。
彼女の口癖はいつも
「早く結婚して
幸せになりたい」
というものでした。
しかし、現実は
なかなか思うように進まず、
結婚どころか恋愛さえも
ままならない状態が
続いていました。
その理由として、
A子さんはこう語ります。
「私が結婚できないのは、
過干渉な母親のせいなんです」
と。
なぜ、兄妹の中で私だけに過干渉なの?もう疲れた
A子さんは、母親の過干渉に
心底疲れ果てていました。
母親は65歳、
A子さんが子供の頃から、
常に彼女の生活に
口をはさんできました。
A子さんが何か
決断しようとすると、
母親の意見が大きく反映され、
友人と出かける時や
職場を選ぶ時も、
母親の許可が必要でした。
彼女は常に母親の目の下で
見張られているような
生活を送っていたのです。
そのため、「母親が
一人になるのが心配だから、
結婚なんて考えられない」
「母親のことを思うと、
恋愛する余裕がない」と
思うようになったそうです。
A子さんにとって、
母親の過干渉こそが
自分が幸せになれない
最大の原因だと
思い込んでいました。
しかし、実際の理由は
それだけではなかったのです。
A子さんが鑑定にいらした際、
彼女とお母様の本質や
生まれ持った気質を
見ていくうちに、
少しずつ新しい視点が
浮かび上がってきました。
確かに母親の干渉は
A子さんにとって
大きな負担でしたが、
それだけが結婚を妨げている
原因ではなかったのです。
実は、
A子さん自身が無意識のうちに
母親から離れたくないという
感情を抱いていたことが、
問題の核心にあったのです。
A子さんの心の奥底には、
母親からもっと
心配してもらいたい、
もっと自分に関心を
向けてもらいたいという
強い欲求があり、
その結果として、
母親の干渉を引き寄せている
部分もありました。
「結婚して幸せになりたいのに結婚できない」理由3つのパターン
母親の干渉が原因だと
思い込んでいる場合でも、
実はその裏に隠れた
別の要因が潜んでいることが
多いです。
ここでは、A子さんが抱えていた
「結婚できない理由」を
3つのパターンで考えてみます。
◎母親の過干渉による
コントロール:
母親が子どもの生活に
強く介入し、結婚や恋愛、
人生のさまざまな決定権を
奪ってしまうケース。
この場合、子どもは
母親の意見に従い、
自分で決断する力を
失ってしまっています。
◎子ども自身が
母親の干渉を求めている:
子どもが無意識に母親の
過干渉を必要としており、
母親から離れたくないという
心の問題を抱えている場合です。
母親に心配してもらうことで
安心感を得ており、
その依存心が結婚への障害と
なっているのです。
◎潜在的に決定を
他者に委ねた方が楽な気質:
自分で決断するよりも、
誰かに決定をゆだねた方が
楽だと感じる気質がある
ことも考えられます。
母親が過干渉なのは
一因かもしれませんが、
子ども自身も
決定を委ねることで
責任を回避できるため、
その関係が固定化
してしまうのです。
「結婚して幸せになりたい」女性が幸せな結婚するためには
A子さんのように、
母親の過干渉に
悩んでいる方は
少なくありません。
しかし、本当に結婚や恋愛が
できない理由は、必ずしも
母親のせいだけではない場合が
多く見受けられます。
多くの場合、
無意識のうちに自分自身が
持つ生まれ持った気質や、
心の中にある依存や不安を
見落としてしまい、その結果、
長い間同じ問題から
抜け出せずにいるケースも
少なくありません。
もし、A子さんのように
「結婚して幸せになりたい」と
願う女性が同じような
壁にぶつかっているのであれば、
まずは自分自身の気質を知り、
その上で
「誰かのせいにしていないか」と
自分と向き合うことが重要です。
それが、
自立し、幸せな未来を
自分で引き寄せるための
最強の解決方法なのです。