「よかれと思って」が
わが子の重荷になる時。

 

同じように育てたはずなのに
どうしてこの子だけが…なぜ。

そんなことを思う時、
同じ親の立場として
何とも言えない気持ちになります。

でも一番つらい思いをしているのは
子ども本人なのかもしれません。

 

いっぱいお勉強して
立派な中高一貫校に合格、
大学も入ってあたりまえ、
就活もがんばってあたりまえ。

立派な学校を卒業している
家族に囲まれて、
さぞひとりでつらい気持ちを
抱えていたと…。

 

誰が悪いということではなく、
ただお母さんの子どもへの
よかれと思う気持ちが強かった
強すぎただけ。

 

子どもによって
そこに適応できる子と、
どうしても
馴染めない子がいます。

親に性格があるように
子どもにも性格があります。

親の「よかれ」が強すぎると
子ども本来の元気が
萎えてしまうことがあるのですね。

 

それをはねのけるくらいの
お子さんもいらっしゃるのですが、
萎えてしまった子どもの心は
今どうなっているのだろう…
そう思うと胸が苦しくなります。

 

出口のわからない
暗いトンネルの中を
ひとり彷徨い歩いている

実際には見えないけれど
そんな心の姿をしているのです。

 

私も昔々子どもの頃ですが
何度も夢をみました。

白い壁が迫ってくる小さな空間で
体育座りをして
ひとり泣いている女の子。
それは私自身だった。

子どもの頃の心の傷は
薄らいだとしても
消えることはありません。

 

窮屈なものを
はねのけることができる子は
真の強い子です。

でもその子は
はねのけることができないでいる、
もしくははねのけているのですが
一番身近な人に理解してもらえないで
いるのかもしれません。

今となってはあきらめるしかない
そんな風に思うしかないと。

でも心の奥ではずっと
涙を流しているのです。

 

その子がもつエネルギーを
伸び伸びと発揮し、明るい表情で
がんばることを楽しめる人生を
歩めるよう願ってやみません。

 

今日もありがとう。