11月も半ばを過ぎ、
受験生をもつ母親は
「何をどうしたらいいの
かわからない」と、不安に
押しつぶされそうになる時期です。
こんにちは、
幸せなんでも開運ラボの
髙橋あやです。
ここまで一生懸命に
わが子のサポートをしてきた
からこそ、
どうしようもない不安で
いっぱいになるのは当然です。
この苦しさは
受験生をもつ母親なら
誰もが経験することです。
私も例外では
ありませんでした。
しかし、心配しすぎる
必要はありません。
そこで今回は、実際に
母親のサポートを受けた
子どもたちの受験を振り返って、
「親に感謝したこと」
「嫌だったこと」を
ご紹介いたします。
先に結論をお伝えすると、
同じ言葉や行為であっても、
子どもによって
受け止め方や感じ方は
まったく異なる、ということです。
これを、ぜひ
受験生をもつ親子の
コミュニケーションの参考に
していただければと思います。
母親の「良かれ」は、受験生のわが子にとっての「良かれ」とは限らない。
「体調は大丈夫?」
「眠れている?」
と声をかけるたびに、
心配しているつもりなのに
子どもが不機嫌に。
ネットで「受験生への声かけ」
を調べ、恐る恐る声をかけても、
思うような反応が得られない。
受験生をもつ母親は
毎日が不安との戦いで、
子どもの一挙手一投足を
探るような日々が続きます。
実際、私自身も経験があるので、
この時期に母親がどれだけ
苦しいかはよくわかります。
それにもかかわらず、
子どもは不機嫌。
母親としては「どうして?」
と思うことが多く、
どう接すればいいのか
分からなくなる時期でもあります。
確かに、ネット上の情報は
助けになりますが、
子どもは一人ひとり異なる
生身の存在です。
自己管理が得意な子には、
母親の過剰な心配が
ストレスになり、
逆に自己管理が苦手な子には
過干渉がプレッシャーを
与えてしまいます。
大切なことは、
それぞれの子どもに合った
接し方や声かけをすることです。
子どもたちの声「母親に感謝したこと」「傷ついたこと」
母親の同じような行動でも、
子どもたちが受け取る印象は
まったく違います。
以下は、実際に
受験生から寄せられた声です。
【母親に感謝していること】
- 何も言わず
僕を応援支えてくれたこと
(北海道大学合格)
- 塾や予備校への
送り迎えをしてくれたこと
(神奈川 北里大学合格)
- 僕を信じて
任せて応援してくれた
(名古屋 名城大学合格)
- 学校の選択について
何も言わず
応援してくれたこと
(大阪大学合格)
- 希望校を諦めないように
叱咤激励してくれたこと
(東京都立国分寺高校合格)
- 勉強に対して程よい
距離感を保ってくれたこと
(大阪 〇〇高等学校合格)
- 勉強や学校のことを色々
たくさん調べてくれたこと
(東京 新渡戸文化高校合格)
- お母さんの支えがあったから
合格できたこと
(早稲田大学合格)
【傷ついたこと】
- 勉強時間について
「これじゃあ希望校は無理」
と不安を煽られたこと
- 兄弟と比べられるのが
すごく嫌だった…
- 「お金をかけているのに」と
何かとお金のことを
もち出された
- 自分のやり方や
勉強のとり組み方を
否定されたこと
- 志望校について
自分の意見が通らなかった
- 受験も学校も
全部お母さんが決めたこと
- 色々言われるのがしんどかった
- 僕はお兄ちゃんと同じ高校には
行きたくないと思っていた
受験期こそネットの情報ではなくわが子の個性に柔軟な対応を!
「頑張ってね」という一言が、
子どもによっては
プレッシャーに感じたり、
逆に「応援してもらっている」
と励みになることがあります。
同じ言葉でも、
子どもによって
受け止め方が違うのです。
ネットの情報や
一般論に頼りすぎることなく、
わが子の特徴をしっかりと捉え、
見極めてわが子に合った
言葉や行動を選ぶことが、
受験期の親子の関係において
最も大切なことなのです。
兄弟といえども、
同じやり方が通用する
わけはありません。
だって、まったく異なる
人間なのですから。
最終的には、
母親がわが子の生まれもった
特性を信じる「決断」をする
ことが大切です。