10代の男の子と母親の
「やる気」問題は、
根本の理由が違います。
こんにちは、
幸せなんでも開運ラボの
髙橋あやです。
受験が近づく中で
「やる気が出ない」という
悩みをもつ
10代の男の子は多いです。
母親は「やる気を出してほしい」
と思いますが、
実際に彼らが抱える問題は、
単に「やる気がない」
だけではなく、
複雑なストレスやプレッシャーが
背景にあることが多いのです。
ストレスとプレッシャーを抱える10代の男子
10代の男子は、勉強時間が増え、
受験や将来の進路を考える中で、
友だちとの関係や
将来への不安と向き合います。
部活や学校、友だちとの間で
「自分がどう思われているか」
を気にしすぎてしまい、
ストレスで勉強に集中できなくなる
ことがあります。
これらのストレスが
たまりすぎると、
引きこもりや不安などの
問題になることも。
母親から見れば
「やる気がない」と見えることも、
実はその裏に大きな悩みが
隠れていることが多いのです。
男の子に多い「やる気が出ない」理由
・目標が明確でない
中学や高校に進むと、
進路や将来のことを
考える機会が増えます。
しかし、まだ目標が
決まっていない子も多く、
周りが進んでいる中で
自分だけが遅れているように
感じてしまい、
やる気を失うことがあります。
・表面的な友だち関係
10代の男の子は、
友だちとの付き合いにおいて
本音を言えず、
表面的な付き合いに
ストレスを感じることがあります。
その結果、孤独感や疲れが増し、
やる気をなくしてしまいます。
・親への反発
母親から
「頑張って」と言われると、
逆にプレッシャーを感じて
反発してしまうことがあります。
「どうしてわかってくれないんだ」
という気持ちが、勉強への意欲を
下げてしまうこともあります。
母親ができるのは、子どもの気持ちに寄り添い支えること
やる気が出ない背景には、
子どもなりの
大きなストレスがあります。
母親としてできるのは、
子どものストレスに寄り添い、
根本的な原因に
アプローチすることです。
【母親ができる5つのこと】
1.「頑張って」の言葉より、
まずは気持ちに寄り添う
「頑張って」と言う前に、
まずは今の気持ちや悩みに
耳を傾けることが大切です。
子どもは「頑張れ」と
言われることで、
プレッシャーを感じることも
あるからです。
母親が子どもの気持ちに寄り添い、
今何を感じているのかを
しっかり理解しようとすることで、
子どもは安心し、
やる気や自信を
取り戻すきっかけになります。
2.目標を一緒に考える
進路や目標を決める際、
母親が主導権を握るのではなく、
子ども自身の興味や関心に
寄り添いながら
一緒に考えることが大切です。
子どもが何に興味を
もっているのかを探り、
対話を通じて
自分で目標を見つけられるよう
手助けしましょう。
こうすることで、子どもは
自分の目標に対して
責任感をもち、やる気を
引き出すことができます。
3.男の子は非常に
ナイーブでプレッシャーに弱い
特に10代の男の子は、
母親を大切に思う
気持ちが強いため、
母親からの期待が大きすぎると、
その期待をプレッシャーとして
受け取ってしまうことがあります。
男の子は母親の期待に
応えたい一方で、
プレッシャーを
感じやすいのです。
大切なのは、
自分で決めること
自由を与えることです。
「ここぞ」という
大切な日には、
母親がそっと
見守る姿勢をもつことが、
子どものやる気や
自信を支える
大きな力となります。
4.自分が自分で
いられる場所をつくる
母親世代は、
つい「男は男らしく」
と期待しがちですが、
男の子も生身の人間です。
家では、リラックスして
弱い自分をさらけ出しても
大丈夫と思える環境や
雰囲気作りがとても大切。
強がることを求めるのではなく、
家が安心できる場所であることで、
男の子は心の負担を軽くし、
外でのチャレンジに前向きになれます。
5.小さな成果を認めてほめる
男の子は、
小さな成功に気づかれないと
やる気を失うことがあります。
母親が積極的に、
小さな達成や努力の成果を
見つけて褒めることが大切です。
些細なことでも、
成功体験を積み重ねていくことで、
子どもは自信をつけ、
次の挑戦へのやる気を
持ち続けることができます。
受験期において、
母親のサポートは
「やる気を出させること」
ではなく、
子どもの気持ちに寄り添い、
安心を与えることです。
母親が
子どもを信じて支えることで、
子どもは自然と
前に進む力を取り戻します。
次回は
「来年受験が目の前なのに
やる気が起きない!女の子編」
をお届けします。
どうぞお楽しみに!